ときめきメモリアルGirl's Side
製作元:KONAMI ジャンル:女性向恋愛SLG プレイ人数:1人
現在、ベスト版が発売されています。
2007年3月15日には、攻略キャラが1人追加の上、タッチペンでキャラと触れ合える、DSへの移植版「ときめきメモリアルGirl's Side 1st Loveが発売されます。
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ストーリー
幼い頃、主人公はある少年から1冊の絵本を読んでもらう。
それは愛し合いながらも離れ離れになった王子と姫の物語だった。
王子が迎えに来ることを信じ、教会で待ち続ける姫。
――いつか必ず迎えに来るから、待ってて。
絵本の王子のようにそう言って、自分に微笑んでくれた少年と、主人公は引越しで離れ離れになってしまう。
それから数年。
もう少年のことも、絵本のことも、おぼろげな記憶となった主人公は、再び懐かしい街に引っ越してきた。
新しく始まる高校生活への期待を抱きながら。
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システム
改めて説明をする必要も無いほどに有名な、ときメモです。
一週間単位でコマンドを設定し、主人公のパラメーターを上げつつ、休日にはデート。
それを3年間繰り返します。
ときメモ2から採用された、EVSシステム(エモーショナルボイスシステム/登場キャラクターが自分が設定した名前で読んでくれる)も進化し、更に滑らかに発音してくれます。
(一部キャラクターの発音が微妙なところもありますが、それは愛でカバーしてください)
最早色んなサイトさんやゲーム雑誌で、散々話題にされた上に、発売から数年が立っているので細かい説明はどう考えてもいりません、ね……。
さくっと個人的な感想かいときます。
とにかくときメモ女の子版ということで、初代ときメモと2を阿呆のようにプレイした私は、そりゃもう大喜びで予約しました。
結論を言いますと、
発売から数年たった今でも楽しく遊べる良ゲーだと思います。
キャラクターデザインについては、賛否両論あるようですが、私は結構好きです。
アニメ塗りよりも、水彩系の雑誌等でよく掲載されているタイプの方が好みではありますが、立ち絵も崩れていないし、
外見からしてキャラクターを解りやすく特徴付けているところが、初心者でもプレイしやすい雰囲気作りに一役買っているのではないかな、と。
パラメーター上げは、くり返すと単調になってしまうかも知れませんが、
シリーズの中でも部活やバイトの数は中々豊富だし、買い物&着替えシステムもあるので、女の子のツボはがっつり押さえているように感じられます。
ただし、難点としてはあまりにも
服のセンスが微妙というのがあげられます。
こんな服、わざわざ金だしてかわねーよ! という微妙すぎるものが多々あります。
特に、セクシー系の服に多いような気がしました。
個人的には、デートにも
コスプレ衣装(歴代コナミ代表作のキャラ衣装が着られます。私は幻水系制覇して一人大喜びでした)を着ていける点は、かなり高く評価したい!
※その代わり、デート相手からの評価は最悪です/そりゃそうだ。
また、女の子も可愛く、友情を育むのも楽しいし、好きな男の子の取り合い→喧嘩→ぎくしゃくする→仲直り/もしくは相手に取られる というのも、嫌にならない程度のリアルさで、私は好きでした。
ただ、たまちゃんとVS中のSDキャラは怖かったですが。
男の子も、本当に幅広く、スタンダードなキャラを揃えてくれているので、とりあえず最低一人は「攻略しよう!」という気になるし、最初は気にしてなかったキャラも、プレイしてみると
「あれ? ……なんか、ときめいてるよ!?」という新鮮な驚きがあります。
お蔭さまで、うっかりフルコンプです。どうしてくれる。<どうもしません。
個人的な一押しは、葉月王子と日比谷くん、そして三原色くんでしょうか。
王子は、本当に王道だけあってとにかくときめきます。
いちいちイベントが可愛かったり、格好よかったり。
特に、呼び名変更のイベントには突っ伏して悶えました。あぁぁぁ、うっかり
橘ボブ/あだ名:ボビー
とかEVSでしなけりゃよかった……!<嫌な後悔。
日比谷くんは、人によって好みが分かれるキャラなんでしょうが、私は可愛くて好きです。
告白のところなんて、あまりの可愛さにやっぱり悶えました。
あと、クリア後の声優さんトークの最後に、キャラクターからプレイヤーに一言、というのがあるのですが、私は日比谷くんのを聞いて、うっかり腰が抜けました。
や、山口勝平さんに一生ついて、行く……!
三原色くんは、大好きな三木さん声というのもあるのですが、イベントが進む度にその繊細さにヤラれ、挙句
出来心で告白を断った時の展開に、大変驚愕しました。
あんな切り返しがくるとは思ってなかった。思わずシナリオさんにスタンディングオーベーション。
うっかり友人に、その告白お断りverを見せたら、しばらくの間共通の流行語になりました。
僕は信じない!
なんかもう、凄くテンションが高いレビューですね。イター。
ハイテンションついでに告白します。
私が一番GSで萌えたのは、攻略キャラの誰でもなく、
実の弟:尽でした。
要所要所のイベントはもちろん、ED、フリートークの一言にまでことごとく悶えました。
大きくなったら、結婚しよー! ねえちゃんが後悔するくらい、イイ男になるからな!
もう、後悔するくらいイイ男だよ、お前……!(心の鼻血吹き拭き、イイ笑顔)
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